【S9最高2061最終2002】 襷アーゴヨン展開
前回の記事を見てくださった方はお久しぶりです。初見の方ははじめまして。
BanG Dream!ガールズバンドパーティー!にハマってたらS8レート潜るの忘れてました
今回は先日行われたウルトラファクトリーオフとその少し前からシーズン9を通して使用してた構築になります。
オフのほうは予選8-3で8-3が4人並んで2位抜け決める感じでしたけど成績でダメでした。並びはこんなです。
性格:臆病
実数値:167(172)-x-109(4)-162(12)-105(116)-173(204)
技構成:気合い玉/ラスターカノン/真空波/悪巧み
H-B:A197メガマンダの捨て身75%耐え
C:CSテテフをラスカノで確定1
H-D:C200テテフのPFサイキネを81.2%耐え
S:準速メガマンダ抜き
アーゴヨン@気合の襷
性格:臆病
実数値:148-x-93-179(252)-94(4)-190(252)
技構成:流星群/ヘドロウェーブ/大文字/悪巧み
カバルドン@イアのみ
性格:腕白
実数値:212(228)-132-171(140)-x-110(140)-67
有名な調整を使わせていただいてるので割愛
性格:陽気
実数値:175(36)-206(244)-130(4)-x-153(20)-139(204)
技構成:滝登り/氷の牙/龍の舞/噛み砕く→挑発
H-D:147コケコのEF10万確定耐え
S:S↑1で最速135族抜き+1
霊獣ボルトロス@デンキZ
性格:控え目
実数値:161(52)-x-108(140)-209(196)-101(4)-136(116)
技構成:10万ボルト/めざめるパワー氷/高速移動/悪巧み
調整意図不明
C:めざ氷でASガブリアス確定1
ミミッキュ@ゴーストZ
性格:意地っ張り
実数値:131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)
技構成:じゃれつく/シャドークロー/かげうち/剣の舞
<構築コンセプト>
奇襲性能、積みエースとしての性能、技範囲の広さによるストッパー性能があるのではと襷アーゴヨンを前から考えていたので軸として組むことにした。
コンセプトとしてはできるだけ襷アーゴヨンを初手、後続問わずに選出して盤面有利に進める。
初手出しする場合には2枚目カバルドン+3枚目積みポケモンでの再展開または2、3枚目の積みリレーでの勝利を狙っていく。
後続に出す場合には初手出し性能の高いミミッキュからスタートしアーゴヨン+メガ枠でのフィニッシュや初手カバルドンから2、3枚目での全抜きを狙っていく。
<個別紹介>
モチベーションの理由から入れないと始まらない枠。
構築作成段階でギャラがクチート軸に対して何もできなさそうだったので強気に出る為に特殊。
耐久に割いているため火力不足なので気合い玉。スカーフツルギが一定数存在していたので真空波は必須級だと考える。
調整ラインとしてスカーフテテフを特に意識していたが、スカーフをほとんど見なかったことや、出されても初手アーゴヨンで処理することがほとんどだったので調整が役に立つことが少なかったので低速サイクル崩しの為にCS特化でもいいのかもしれないと感じた。
今回の軸。
カバルドンが呼びやすいレヒレのような水枠やガッサ、バナといった草枠のほかにも
挑発による展開阻害があり初手出し性能の高いコケコや襷テテフに対する回答。
環境にいるガッサの大半が意地っ張りであることや耐久振りランドはSに割いていないこともありS↓1状態でも上をとることができたため初手対面時でも強気な立ち回りができた。
初手の対ゲッコウガに関しても対応していた部分があるが、変幻自在襷のことも考えるとあまり安定した対応の仕方ではなかった。
技構成はメインウェポンの流星群、ヘドロウェーブにサブウェポンの大文字に積みエース運用する際の悪巧みでほぼ固定。炎技はグロスやギルガルドへの打点を考えると火炎放射では足りないので。
襷ポケモンとして動かすには技の命中の不安定さが試合展開に直結する場合が多いのが難点だと感じた。特にゲッコウガへ大文字なり流星群なりを外すと選出次第ではそのまま試合が終わるまである。しかし、ヘドロウェーブを打って対応できる範囲や悪巧みを積めた時の展開力が非常に高く、初手に投げてそのまま3タテすることも多かった。
起点作成、不利対面時のクッション等での採用。
今までの使い方だと初手に投げて起点を作ることしか考えてなかったが、今回の構築を回すにあたって後ろから投げる方が起点作成ができることに気づきカバルドンの使い方の下手さに絶望しました。
起点作成としてはかなり対策されてはいるけれど周りで対策をつぶしてあげたり、場面を選べば全然動かせるなという印象。雑に地震打ってるだけでグロスとかクチートには強いのありなんとなく動かし方が分かってきた終盤には選出する機会も増えた。
メガギャラドス
初手出しするアーゴヨンの一番の障害がヒードランだと考えていたため起点にしていきやすい枠として裏メガで採用。
S調整意図に関しては回復実ウルガモスが実数値138で調整されていることがほとんどであったり、メガミミロップが環境に一定数存在するようになってきたので135族抜きの調整が出てくるだろうと考えたのでそこから+1に設定。その際なんとなくでAから削ってしまったがもっといい調整があったかもしれない。
技はメインウェポンで運勝ち要素のある滝登りと積み技の竜の舞は確定でカバマンダガルドへの打点で氷の牙+噛み砕くを採用していたが、環境のギルガルドのほとんどが霊技2(シャドボ+影うち)+毒+キンシの残飯型であったことからギルガルドの処理速度を上げる必要がないと判断し補助技阻止のための挑発にオフ後に変更した。
環境に多いレヒレで最大の障害ではあったが全体的にみて刺さりはいいと感じた。
霊獣ボルトロス
メガギャラドスで展開していく際、スカーフ持ちの電気やカミツルギがいた際に裏から再展開する場合や、メガボーマンダに展開された際の後投げ、低速サイクルを崩す枠で採用してはいるが一番曖昧な枠。
低速サイクルの崩しを遂行するための悪巧みと高速ポケモンを抜いていく際の高速移動を両立させて攻撃技が10万とめざ氷だけだが選出する相手に対してはこれで困ることは無かった。
ボックスにいた個体を引っ張って悪巧みを覚えさせただけなので調整意図などが不明であるがランドロスの岩石封じを受けつつ高速移動を積んでそのまま裏のメガゲンガー等を抜いていきたいのもあったのでSはそのままの設定にした。
積み展開をする際に入れて困ることがほとんどないので採用。
アーゴヨンがストッパーとして呼び込みやすいポケモンがヒードラン
メガギャラドスのストッパーとして代表的なポケモンがナットレイやレヒレだと考えヒードラン+レヒレorナットレイはサイクル構築に組み込まれやすい並びなのでここに対して一貫する打点を持つことでどちらかを崩してしまえばアーゴヨン、メガギャラドスが通るような展開を作ることができると考えたのでゴーストZを持たせた。
実戦でもレヒレとの対面でドランを後投げされるケースが多かったことや、テッカグヤやメタグロスを呼び込みやすいのでそこに刺さったという印象。
CSメガゲンガーの流行でメガメタグロスが耐久に寄せてる場合もあったのでそこが若干の向かい風要素に感じた。
<選出パターン>
++@1
基本選出。アゴで荒らしてカバで再展開。
+or+or
カバルドンが腐りそうな場合の選出。対面的な積みリレーの形をとる。
++@1
初手にアーゴヨンを投げても役割が薄そうである構築への出し方。主にマンムー入りの構築の初手マンムーを警戒した出し方。
+or+or
なんかカバルドン初手に出せそうだなって時の選出。
苦手な構築
・受けループ
初手にアーゴヨン投げたらグロスと対面してカババックしたらレヒレが飛んでくるみたいな感じで後手に回ることが多かったのでプレイングの問題もある。
単純に、選出画面で見せ合いになった時点で絶対無理だと感じるパーティは今まで使ってた構築に比べると少なく感じたので割とやりやすかった(なお対戦結果)
<総括>
最高:2061 最終:2002
最終日に2000付近スタートからなんやかんやで2061まで上げることができましたが、2061からラス1ミミッキュ対面での同速負けからスタートして、300戦以上回して初めてゲッコウガの冷ビでアーゴヨンが凍ってしまいそのままミズZを使われて3タテした後にガバガバプレイングを決め込んで3連敗したので運も下振れてきてずるずる溶かすペースだと思い撤退しました。
2100がうっすらと見えてきた状況であったために非常に悔しい気持ちが残りますが、次モチベーションが高まったときに頑張ります。
ここまで見てくださった皆様ありがとうございました。S9お疲れ様でした。
また、オフで対戦してくださった方やレートで対戦してくださった方々、対戦ありがとうございました。